ロキソニンはよくテレビや薬局などで見かけることもあるくらい有名な薬です。ロキソニンはどの程度の症状にまで対応しているのでしょうか?

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逆流性食道炎の治療薬ネキシウムとの併用

ネキシウムは「プロトンポンプ阻害薬」の一種です。
この薬は胃酸の分泌の最終過程である「プロトンポンプ」に働きかけ、胃酸の分泌を抑制します。
そのため胃酸の過剰分泌によって起こる逆流性食道炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍に対して治療効果が期待できます。

ただしネキシウムを服用する際、気をつけたいのが薬の併用です。
特に酸分泌抑制薬は効果が重複し、副作用などが出やすくなってしまうため注意が必要です。

酸分泌抑制薬は酸の抑え方によって、「プロトンポンプ阻害薬」と「H2ブロッカー」に分けられます。
「プロトンポンプ阻害薬」はネキシウム・タケプロン・オメプラゾール・パリエット等が挙げられます。
一方「H2ブロッカー」はガスター・ガスモチン等が挙げられます。
これらの薬はどれも胃酸を抑える効果があるため、併用すると効果が強く出すぎてしまいます。
もし薬を飲んでも効きが悪い場合は、勝手に似た薬を併用せず、まずは医師に相談するようにしましょう。

一方ネキシウムは、効果が似ていない薬でも併用に注意が必要な薬があります。
それがレイアタッツ・エジュラント等の抗ウイルス剤です。
これらの薬とネキシウムを併用すると、抗ウイルス剤の効果が弱まる恐れがあります。
せっかく抗ウイルス剤を服用しても、治療効果が薄れてしまっては意味がなくなってしまいます。
ネキシウムと併用可能な薬もあるため、医師に相談するようにしましょう。

なおネキシウムを服用する際は、飲み方にも注意が必要となります。
ネキシウムはカプセル状になっていることが多いです。
薬はカプセルに入っていることではじめて効果が持続されます。
もしカプセル状だと飲めないという場合は、勝手にカプセルから出そうとせず、まず医師に相談するようにしましょう。
また飲みにくいからといって薬を砕いてしまうと、本来の治療効果が得られない恐れがあります。
飲みにくい場合は安全性も考慮する必要がありますが、その際も自己判断はやめるようにしましょう。

ロキソニンと併用を注意すべき薬

ネキシウムは逆流性食道炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療薬として使われる薬です。
この薬の特徴として挙げられるのが、ロキソニンと併用可能ということです。
というのも抗炎症薬であるロキソニンは、効果が似ていないものでも併用すると安全性が弱まる薬が数多くあるからです。

ロキソニンとの併用をまず避けたいのが、抗血栓役であるワーファリンです。
この薬は血流を良くし、血栓ができるのを防ぐ薬です。
しかしロキソニンと併用すると、血流が良くなりすぎてしまい、出血しやすくなる恐れがあります。
またスルホニル尿素系の血糖降下剤も、併用すると血糖値が下がりすぎてしまう恐れがあるため注意が必要です。

次に気をつけたいのが、白血病やリウマチの治療薬として使われるメトトレキサートと、気分安定剤の一種であるリチウムです。
これらの薬と併用すると、薬の成分の血中濃度が上昇、副作用が生じやすくなります。
特にリチウムは血中濃度が上昇するとリチウム中毒につながる恐れがあります。

さらにキノロン系の抗菌薬はロキソニンと併用すると副作用が強く出る恐れがあります。
特にピロリ菌の治療の場合、ネキシウムと共に抗菌薬を使います。
ロキソニンとネキシウムの併用は問題なくても、抗菌薬との併用が問題となることもあるため、注意が必要です。

一方降圧剤や利尿剤は種類によって、ロキソニンと併用すると治療効果が弱まる恐れがあります。
もし併用する際は、血圧や腎機能に気をつけます。

このようにロキソニンと併用すると薬の効果が強まったり、副作用が出やすくなる薬は数多くあります。
一方併用することで、効果が弱まる薬もあります。
もし併用する場合は薬の量を調節する必要があるため、医師に相談するようにしましょう。

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