ロキソニンはよくテレビや薬局などで見かけることもあるくらい有名な薬です。ロキソニンはどの程度の症状にまで対応しているのでしょうか?

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ロキソニンは頻尿への効果もあるって本当?

ロキソニンは解熱鎮痛薬として非常に有名な薬で、多くの人が痛み止めとして使用している薬です。
そのロキソニンには実は意外な使い方があります。
それは頻尿で困っている時にロキソニンを服用すると、ロキソニンが効いている間は頻尿が改善する可能性があるというものです。

ロキソニンの意外な使い方に関してはロキソニンを服用した時にプロスタグランジンの生成を抑制することで痛みをやわらげる働きと関係があります。
プロスタグランジンの生成が抑制されている時には、腎臓への血流低下が起こるため、腎臓の機能に問題がある人はさらに腎機能が悪くなってしまう可能性があると言われています。
腎臓への血流低下が起こると、腎臓で作られる尿の量を減らす作用が働き、その結果、頻尿で悩んでいる人の症状が改善するということです。

尿の量が減れば、その分尿がしたい感じは減るので排尿回数が少なくなると言われています。
しかし、この作用はロキソニンの薬の効果が続いている間だけに起こるもので、ロキソニンの効果がなくなれば以前と同じように頻尿の症状が戻ってきます。

ロキソニンは一時的に尿の量を減らす作用があるだけで、頻尿そのものを治す働きはありません。
そのため、ロキソニンを使用して頻尿の症状を抑えるというのは、定期的に使用するようなものではありません。
もしも、どうしてもトイレに行きにくいような用事に出かけなくてはいけない時などに、臨時的に使用するだけならば問題はないでしょう。
定期的に頻尿の予防のためにロキソニンを飲み続けているとロキソニンの副作用が出てしまう危険があります。

ロキソニンを長く飲み続けても治療の効果はないため、頻尿が治らない限りずっと飲み続けなくてはいけなくなります。
そうなると頻尿の症状は一時的におさまっていても、副作用がでて体に害を及ぼしてしまう可能性があります。
そうはならないように、頻尿の改善を目的としてロキソニンを使用するのはどうしても特別な用事がある時だけにしましょう。

頻尿の人が選ぶ薬

頻尿があって病院を受診する時には頻尿器科を受診すると、症状に対して検査を行ったり、症状を和らげるような薬を処方してもらえるでしょう。
頻尿に関係している膀胱や腎臓に関しての治療を行う場所が頻尿器科です。
頻尿の症状がでるのには、他の様々な要因が関係していることもあります。
頻尿の治療をしたい時に最も一般的なのは泌尿器科で、もしも別の原因がある時には他の診療科を紹介してくれるので、まずは泌尿器科にかかるとよいでしょう。

頻尿を改善したいと受診した時には抗コリン薬やβ受容体刺激薬が処方されることが多いようです。
抗コリン薬は神経因性膀胱や過活動性膀胱で頻尿になっている時に処方されます。
これらの病気では膀胱が勝手に収縮することで頻尿の症状があらわれるため、膀胱の収縮に関係しているアセチルコリンの働きを阻害する抗コリン薬を使用することで、膀胱が不必要に収縮してしまうことを防ぎます。

β受容体刺激薬は膀胱の筋肉を弛緩させる働きがあるもので、膀胱の筋肉がゆるむことでたくさんの尿を溜めることができる作用があります。
同じように膀胱が収縮してしまう病気の時に使用します。
この薬を使用することで膀胱内に多くの尿を溜められるようになり、少しの尿量で尿意を感じるという症状がなくなります。

これらの薬は膀胱の筋肉の働きに作用して、頻尿という症状がでることを抑制するもので、副作用が全くないわけではありませんが、長期間にわたって飲み続けても大きな問題はないとされている薬です。
頻尿の症状が続く間、長い期間飲み続ける場合にはこういった副作用の少ない薬を選択するほうが、飲み続けているうちに副作用で苦しむというトラブルを起こさずに済みます。

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